
- 集合住宅を1つの建物と考えた場合、共用部分は「建物の区分所有等の法律」により超長期住宅化がなされています。その反面、所有者が管理すべく各住居に対しては、今まで個々の裁量による管理となっていることが、集合住宅全体で見た場合、超長期住宅化されていないことに繋がっているのが現状です。

- 管理組合のボランティアに依存した共用部分の管理(理事のなり手不足、無関心等)、および、管理会社に対する度を越えたサービスの要求など、マンション価値の維持は容易ではありません。

- (財)マンション管理センター調査では、マンション修繕積立金の1戸あたり平均額は9,066円/月。
30年間住み続けたと仮定すると、積まれた修繕金(この場合は326万円)は、15年目の外壁改修工事、30年目の屋根改修工事、同給排水管再生工事など大規模修繕工事などに投資されることでマンション寿命の延命化が図られることになります。
しかしながら、キッチンやバス、トイレの設備更新やリフォームなど専有部分(インフィル)への個人投資額が無視される傾向にあるため表面化していない。
例えば、30年間に平均的な居住者がリフォームに投下する額を平均300万円と見た場合、これは、長期修繕積立金の1住居の積立金額とほぼ同じになっています。







